近年流行っているものの一つである「国内地方移住」。都会へ住んでいる人が自然豊かな地方へ短中期間移住することで、心身共にリフレッシュすることができ、日頃の疲れを癒すことができます。
また、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、定年を迎えた後のセカンドライフを楽しむために長期間地方移住する方だけでなく、若者が短中期間地方へ移住して生活をするという新しいスタイルが流行りはじめています。
そこで今回は、短中期におすすめの地方移住先を3つご紹介していきます。
長野県は、地方移住先の人気ランキングなどで常に上位にランクインしている高い人気を誇っている代表的な地方移住先。
では、人気の秘訣を見ていきましょう!
長野県は県の全面積のなんと約20パーセントが自然公園。それを証明するかのように、日本列島の山から百座を選んだ「日本百名山」のうち長野県内には日本一となる「29座」も所在しています。
地方移住先を選ぶ際の条件の一つになるケースが多い「大自然を満喫できるか」という点においては、長野県は間違いなく満たしてくれます。
長野県は自治体からの移住支援が充実している点も人気の秘訣となっています。代表的な移住支援の一つに「移住支援金」の支給があります。
移住支援金とは、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)、愛知県または大阪府から長野県へ移住し、長野県内で就業または創業しようとする方に対して支給される支援金です。
移住支援金の額は単身世帯の場合「最大60万円/人」、2人以上世帯の場合「最大100万円/
世帯」です。移住先の市町村によって支給額は異なります。
移住支援金の他にも、IT関連事業の個人・法人の移住者に対して最大5ヶ月間のお試し期間中はオフィス利用料や引越し代、交通費を補助してくれる「おためしナガノ」など手厚い移住支援が豊富にあります。
山梨県も長野県同様、常に国内地方移住先ランキングで上位ランクインを果たしている日本を代表する地方移住先として知られています。
では、山梨県の地方移住の魅力を見ていきましょう!
初めて地方移住をする多くの方が「地方へ馴染めるかな」といった不安を抱いてしまうのではないでしょうか。そんな方でも安心できる移住先が山梨県なのです。
山梨県から東京都へは、特急電車を利用するとたったの「1時間30分」でアクセスすることができます。そのため、「いつでも慣れ親しんだ都心部へ帰ることができる」という安心感を持って移住生活を送ることができます。
また、地方移住先の住まいや職場などの場所や環境面を、事前に何度も下見できるといったメリットもあります。
山梨県では、空き家の賃貸・売却を希望する人から申込みを受けた情報を、空き家の利用を希望する人に紹介する「空き家バンク制度」が利用できます。
山梨県の空き家バンク制度は、「公益社団法人山梨県宅地建物取引業協会」と市町村が協定を結んでいるため、移住先物件の調査・案内・契約などの手続きを安心して行うことができます。
また、空き家バンクの大きなメリットとしては「とにかく安く借りれる」という点です。安心した手続きができ、安い金額で空き家を借りれるという点は短中期移住者にとってピッタリの条件と言えます。
広島県は、近年の地方移住先人気ランキングでじわじわと上位へ進出してきており、若者移住者を中心に人気が上昇しています。
では、広島県の移住人気上昇の秘訣はなんでしょうか。
広島県は、海や山などが多い自然豊かな県でありながらも、広島市などの都市部も栄えています。都市部と自然が両立していることから移住者にとっては「住みやすいまち」として高い人気を誇っています。
また、自然豊かな市町村から広島市などの都心部へのアクセスも「約1時間」程度あれば行くことができるアクセス面も魅力です。広島では、観光客から人気のある「路面電車」も運行しており、車のない移住者でも安心して生活していける点も短中期移住先として大きなメリットに繋がっています。
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