一つの地域に1週間や1ヶ月など長期間滞在し、その地域特有の観光や自然、生活スタイルを楽しむ滞在型旅行。
滞在型旅行をすることで、通常の一泊二日や二泊三日では体験することのできない観光や大自然を満喫することができるのと同時に、異文化性や様々な魅力を発見することができます。
今回は、滞在型旅行におすすめの場所を日本国内に限定してご紹介していきます。「行ってみたい」と思う魅力ある場所ばかりを厳選してご紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
1.北海道『釧路』
北海道の「釧路(くしろ)市」は、北海道東部の太平洋沿岸に位置しています。釧路市の面積は、国内の市町村では第7位となる「およそ1360km2」にも及ぶ広大な面積を誇っています。
釧路は北海道の長期滞在型旅行先として圧倒的な支持を受けています。その主な理由としては、「釧路湿原」や「釧路の夕日」、「阿寒湖」などの豊かな自然、釧路でしか味わうことのできない豊かな食文化にあります。
日本最大の湿原である釧路湿原は、天然記念物「タンチョウ」など釧路でしか見ることのできない珍しい動物や、四季折々の植物など、美しく広大な景色が広がっています。
また、釧路の夕日は「世界三大夕日」と呼ばれており、インドネシア・バリとフィリピン・マニラに並ぶほどの大絶景を眺望することができます。
釧路は自然だけでなく、食べ物が美味しいことでも有名です。新鮮な肉や魚介類、野菜をそのまま焼いて食べる「ろばた焼き」や、ニンニクや生姜の味がしっかりとついている釧路発祥の唐揚げ「ザンギ」など、とにかく新鮮かつ美味しい食べ物が目白押しです。
このように、釧路市には滞在型旅行先として重要視されやすい「豊かな自然」と「豊かな食文化」のどちらも満たしているピッタリの旅行先なのです。
2.沖縄県『石垣島』
国内旅行先として絶大な人気を誇る沖縄県。その中でも「石垣島」は滞在型旅行先として高い人気がを誇っています。
石垣島は、那覇市から南西に約410km、台湾から約270km離れたところに位置しており、日本よりも台湾に近い島として知られています。冒険が好きな方、レジャーやアウトドアが好きな方、自由奔放な旅行を満喫してみたい方にとってはとっておきの旅行先です。
透明に透き通った「海」、夜空が白く輝く「星空」、多種多様な動植物が存在する「ジャングル」など、都会の街では体験することのできない魅力が数え切れないほど存在しています。
石垣島の海では、綺麗なサンゴ礁や自然のマンタを見ることができ、シュノーケリングやダイビングなどの様々なアクティビティも体験することができます。「南の楽園」や「ハワイを超えるビーチリゾート」と呼ばれるほど、美しいビーチが広がっています。
また、石垣島は日本国内で初めて「星空保護区」として認定を受けており、「日本三選星名所」とも呼ばれています。都会では絶対に見ることのできない、夜空の眺望は誰もが感動を覚えることと思います。
石垣島に長期滞在することで、普段の生活では体験することのできない島ならではの大自然に触れることができ、冒険をしているかのような気分になることができます。
石垣島へ旅行へ行く際は、毎日違った大自然を満喫できる「滞在型旅行」がおすすめです。
3.長野県『軽井沢』
東京都心からのアクセスの良さが魅力で、別荘地やリゾート地として絶大な人気を誇る軽井沢。
東京都心から軽井沢までは、新幹線で「約1時間」、車で「約2〜3時間」しかかかりません。また、都心の駅からは直行バスも運行しているため、気軽に行ける滞在型旅行先としても知られています。
軽井沢は、長野県東信地方の佐久地域に位置しています。プロスポーツ選手や芸能人などの別荘地として度々メディアに取り上げられているため、軽井沢の認知度は非常に高いです。
「都心からの好アクセス」と「豊かな高原リゾート」の印象が強い軽井沢ですが、他にも「四季折々の風景」や「グルメのまち」、「スポーツのまち」としても観光客を魅了し続けています。
軽井沢では、四季折々の豊かな自然を肌で感じながらスリル満点のツリートレッキングやゴルフ、ウィンタースポーツで汗を流した後は、温泉に入り名物グルメを堪能するといった夢のような滞在型旅行を満喫することができますよ。